月入帯食

2023年10月29日6時2分 NikonZ50+Reflex Nikkor 500mm F8  ポラリエにて月追尾

久しぶりの投稿になってしまいました。相変わらず身近な天体である月ばかりを撮影しています。

この日は明け方に部分月食があるという事で早起きして月食の様子を観察しました。もちろん食の最大の写真も撮影しましたが、欠ける量も少なかったので盛大な雰囲気の写真にはなりませんでした。初めて知ったのですが欠けた状態で地平線に沈んでいくことを『月入帯食』というそうです。ちょうど月食が終わり切る前に沈んでいくような雰囲気だったので最後まで粘って撮影しました。

厳密に言うと小高い山の稜線へ沈んでいったのですが、なかなか珍しい状況だったので山の木々のシルエットと一緒に写し込みました。真っ暗な夜空に浮かぶ月のみよりも僅かにでも何かのオブジェクトが月と共に入り込むと、立体感というか大きさというかが表現出来るような気がします。

そろそろ夜も永くなってきた事ですし、星見には良い季節になりましたね。

4 thoughts on “月入帯食

  1. 同じ日の朝、私も地上風景を入れて撮ろうと思って待機していました。最大食分のころは地上まで入る画角では無粋な電線が避けられなかったり雲があったりでパス。月が高度を下げ、そろそろ狙った構図になるぞというときに工場の煙突から立ち昇る煙に隠され、次いで雲に隠され、結局一回もシャッターを切ることなく撤収しました。

  2. 日曜日の朝に部分月食があることは前々日までは覚えていましたが、土曜日の夜はすっかり忘れてしまいました。
    朝、夜勤から帰ってきた息子から「月が欠けていたよ。」って聞いたときに思い出しました。
    撮影場所も事前に決めていたのですが、目が覚めたのは8時前でした。  残念!!

  3. 月食と木々のシルエット良いですネ
    望遠鏡で月食撮るのも良んですけど、風景と月のコラボも目で見た感があって良いですよネ
    当然ですが、私は爆睡中でした m(_ _)m

  4. 皆さんコメント有難うございます。ご無沙汰ですが、しっかり星活してます(笑)
    自宅から丁度良い位置に沈んでくれたので、遠征せずに撮影できましたよ。
    最後まで雲に邪魔されず、頑張って朝早く起きたかいがありました。

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