C/2023 A3(Tsuchinshan-ATLAS) 2024.10.23

2024.10.23 20h11m 60sec ISO1600 D810A 28mmF3.5→F5.6 SKYMEMO-P- 平生町
★前線の雲が西日本上空を覆っていて、延々と雲の行列が続いています。それでも天気予報は一応晴れ。一昨日の失敗が頭にあるので、微妙な空模様だけど出動することにしました。18時、現地着。双眼鏡で金星が薄雲越しにぼんやりと。ほかにいくつか星が見えますが、みんな滲んで彗星状。本物の彗星は雲フィルターでカットされて姿を見せません。GPVによると19時から20時ごろは雲量が減るらしいので、それまでに態勢を整えて・・・、あら、北極星も見えん。こんな時、時代に適応している人ならスマホのアプリを使うんだろうなーとか思いながら、スマホ要らない派の私は仰角は傾斜計で、方位はバランスウエイトシャフトを真西にあたる島影に向けて極軸セット完了。そこからはひたすら待つだけです。19時30分を過ぎたころ少し雲が薄まり、ようやく彗星が見えてきました。しかし、クリアに晴れ渡ることはなく、今日も雲に意地悪されましたが、とりあえず撮影できたので出動した甲斐がありました。

4 thoughts on “C/2023 A3(Tsuchinshan-ATLAS) 2024.10.23

    1. 「光柱」の可能性が高いと思います。少なくともゴーストではありません。方角としては北九州・下関方向ですから光源はいくらでもありますね。謎の光は3分前に撮ったコマに最も鮮明に出ていますが、彗星が飛行機雲(画面右上隅に向かって伸びている雲)と被っているためボツとし、こちらを採用しました。その後撤収するまでに撮ったコマにも同様の光が認められます。

  1. 足しげく通っていらっしゃいますね。
    これまでのOfflineさんの苦労が、一番報われた画ではないかと感じました。
    雲が多い中、ダイナミック、且つ、天の川と彗星のコラボ、素晴らしいショットですね!

    1. isshiさん、コメントありがとうございます。もっときれいな画が撮りたかったのに、如何ともしがたい雲でした。低空のカブリもすさまじく、相当強く補正しているのですが、彗星を出そうとして白飛びさせてしまいました。月が夕方に回るまでに、かつ彗星が天の川に重ならないうちに撮り直すチャンスが欲しいです。

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